knot -結び目-

こころやからだ(コンディション)を整えることについて向き合ってから10年目をきっかけにブログをはじめました。“腑に落ちること”について日々模索中です。

スタイリストとは。

 

 


 

わたしのすきな河合隼雄さんの著書でも登場した、

梅棹忠夫さんの本「情報の文明学」には

"スタイリスト"という職業についてこう記述がありました。

 

 

スタイリストというのは、要するに情報アダプターである。大量の情報のなかから特定のものをえらびだして、ひとつの個性ある存在に合成していく。これは、情報の時代、情報氾濫の時代には、欠くことのできない職業であろう。

 

 

 

あなたにとって必要な情報をお届けする、

それがスタイリストだ、と。

 

個人的に編集(edit)について学ぶことが

多くなったわたしにとっては、

まさにその通りだと思いました。

 

スタイリストも"編集者"だったんですね。

 

そうか、お洒落を楽しむことができるひとは、

編集力があるということですね。

 

お洒落になりたければ、

編集力を磨きましょうと(笑)。

 

 

わたしは、スタイリスト学科出身ですが

服飾の学校でもなかなか教えてもらえない視点でした。

 

ほぼ日の糸井重里さんも絶賛していた

この本、凄くおもしろいです。

 

 

 


情報の文明学 (中公文庫)

 


村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)

 

 

[eyes] | Japan Creation
アートディレクター、スタイリスト。

クリエイティブユニットprototypeに所属。
あなたの中に眠っている、
ことばにならない「何か」から
あなたの"らしさ"を紡ぎだします。
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デザインや身体論の視点から、
企業の中で人を育てる仕事もしています。

わたし自身、じぶんの病気(からだ)と
向き合ってから10年が経ちました。
いまではすっかり元気もりもりですが(笑)
その経験から、不調を抱えた方に
相談されることが多くなってきたので
この機会にブログをはじめてみました。
(http://mamefis.hatenablog.com/)

からだはひとりひとり違うので
みんなに当てはまるかはわかりませんが
こころからもからだからも、
腑に落ちることがあると嬉しいです。

mame
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